2012年09月24日

対話が大切

日中の国交正常化してからこの9月29日で満40年になる。
思えば、35周年記念の両国交流行事の一環として敦煌親善旅行の一員に加わり、中国の遠大な歴史と中国人民の素朴な生活ぶりや街の雰囲気を見聞できたことの喜びを私は忘れられない。

文化面で大恩ある中国とは唇歯の関係にある我が日本にとって只今の険悪な外交関係は憂慮に堪えない思いだ。それが、とうとう北京で開かれる予定の40周年式典を中止、との通告が中国側からあったとのことだ。まことに残念。
月並みだが、外交や経済面で関係者は相当の努力と忍耐を重ね日中関係の良好な関係を回復してもらいたいものである。

外交は国家間の関係だけではない。日常の家庭生活や近所づきあいの対話から組織内の対話、そして企業間の取引とそれにまつわる様々な対話を通じての交渉が外交だと思う。
対話のあるところに良好な関係の下地が生まれる。自己の主張ばかりではなく相手の意見を真摯に受け止めお互いの着地点を見いだすことが重要だ。利害が一致しやすければ簡単だがそうではない場合は時間がかかるが粘り強く対話を続けなければならないと思う。

私は会社の中では、同じことを繰り返し言うように心がけている。
それは、”人の話は1時間過ぎると6割忘れる”からだ(特に社長の話はなおさらだ)。
だから、”前も言っただろう”とか、”同じことを何度も聞くな”、などと言ってはいけない。また、そういう場面もあっても怒ったり叱ってはいけない。重要なことなら何度も何度も言い続けることが大事だと思うし、そのようにしている。

2012.9.24日経朝刊の「日航再建1」の記事に、「俺たちは傲慢だった」という見出しがあった。傲慢=慢心は弱い人間の心理の一面である。そのような人間達が占める組織は必ず腐敗と堕落が始まり組織の弱体化につながる。組織を強くするにはいろいろ要素があるだろうが、しっかりと話し合いをし目標とプロセスを共有化し、常に革新・改革の心でスピード感をもった運営が求められると思う。
まずは自らがそのように進めなくてはならないと自戒している。

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中嶋 勇
posted by ボス at 11:21| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記