2012年03月17日

井戸を掘った人を忘れない

「水を飲む人は井戸を掘った人を忘れない」は、中国のことわざである。(毛主席の言葉らしい)
先日、都内中小企業経営者が集うパーティがあった。
趣旨は都内の製造業を中核とする中小企業への経営指南や人材育成にチカラを注いで来られた某公益機関のH氏の定年送別会であった。
冒頭のことわざは、パーティ司会役の方がH氏への謝辞に出てきた言葉である。
H氏は、私もH氏が主催する会合で懇意にさせていただいており、気さくさと情熱と誠意を兼ね備えた立派な方である。公益機関の職員にありがちな尊大な態度は一度も見たことがないし、いつも「この企業をこの社長をどうすれば元気にさせれるか」を考え、都度いろりろとアドバイスをくださる。
H氏は、私の会社が都の経営革新計画の認定申請をする際にも大きな助言をいただいた恩人でもある。
日本の企業はリーマン以降、米・中に負け続けている感がある。
その外部要因はいろいろあるだろうけど内部要因も大きいのではないかと思っている。
経営感覚の薄いミドル層、縦割組織による官僚制、失敗を恐れる社風、情報疎通の悪さ、おしなべて責任感の欠如、顧客指向の欠如、そして意思決定とアクションのスピードの遅さ、などなど。
これらは大企業だけではなく意外にも中小企業に多く見られる日常的なことである。
根底には文化・歴史・法制度・慣習などの弊害が横たわっていると思うのだが、それを言っても始まらないので、目覚めた企業は早めに改革改善を実行に移さなければならない。特に小回りの効く中小企業にはそれがただちにできるだろうと思う。
日本の元気は中小企業の元気づくりから、だ。
同じく中国のことわざに「隗より始めよ」とあるように、まずは私自身・我が社から始めよう。
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中嶋 勇
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2012年03月07日

就活の季節

2013年卒業予定の学生は今から(いやとっくの前から)必死だ。
がんばって望む業界・職種の会社に内定獲得してもらいたい。
先日、大勢の就活学生に混じって求人サイト企業経営者の話を聞く機会があった。私も納得できる話が多かったので簡潔に紹介したい。

曰く。
・就職は大学4年間で最も大切なこと。なぜなら社会人生活はこれから一生だ。就職できた人とそうではない(フリーターとか)人では生涯収入に大きな開きができてしまう。おカネは全てではないけどおカネがなければ不自由だ、結婚もできにくい。
・大企業経営者は4年で交代するが中小企業経営者は長くやっている。だから中小志望の場合は直接経営者の話が聞ける、その経営者の話を聞いて判断するのが一番わかりやすい。(言い換えれば中小でありながら経営者の話を聞くことができない会社を選択するのは疑問)。
・個人にとって仕事は人間を成長させる場である。石田梅岩も「諸行即修行」と言っている。要は心を磨く場が仕事である。幸い欧米社会と違って日本社会は仕事人間を肯定している。プロになるには仕事好き人間でなければならない。
・入社したての頃は会社から先輩からお客様からいろいろ教わる、給料もくれる。最初はテイク&テイクだ。そしてやがてはギブ&テイクに変わっていく。いわば最初に受けた恩はあとで必ず報いていくことだ。
・今の就職難のときに入社した人は必ず成長する(成長できる)。就職が簡単だったときに社会人になった人は後で本当に苦労している、なかなか成長できていない。 会社でもそうだ。ぬるま湯体質の会社では人間成長ができない。むしろ厳しい会社ほど鍛えられ成長を促してくれる。
・その意味で中小企業はいろんなチャレンジングな仕事、重要な仕事を1人何役と与えてくれるから成長が早い。
と。

就活中の学生の皆さん、がんばれ!。
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中嶋 勇
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2012年03月04日

小川町の旨い山形蕎麦

食べ物の話で恐縮である。
先日、仕事上の知り合いと待ち合わせ時間までに結構余裕があったので駅ビルにある本屋に立ち寄り、たまたま旨いもん書籍コーナーが目についたので立ち読みとなった。
高級店にも興味はあるがまずは大衆店での旨い店をと2冊ほど立ち読みしてしまった。
明日は神田界隈と決めていたのでその地域中心に見ていたら、2軒ほどある。
1つは神田駅ガード下の「伊勢」という焼き鳥居酒屋。もう1軒はそこから徒歩10分ほど離れた小川町の「河北や」という蕎麦屋さん(かほくやと読む)。
さて、当日は仕事を終えた後、まずは「伊勢」に立ち寄る。
うまい具合に店長らしき元気のいい男性が呼び込みをしており2階に通される。
狭い店だが18:30というのにほぼ満席状態。
驚きの1は30才代の女性3人組が賑やかにデンと陣取って串焼きを頬ばんでいたことだ。
う〜む、こういう店は昔は中年以上の男のたまり場かと思いきやいささか勝手が違って驚いた。
驚きの2は出された焼き鳥がホントに旨いことだ。飲み物も安い。やみつきになりそうだ。
とは思いつつ、次々にやってくる客に席を譲るため1時間ほどで後にする。
次に向かったのは小川町の蕎麦屋さん。
実は私は大の蕎麦好きでもある。(が、この話はいつの日かするとして)
「河北や」は山形の蕎麦を使っている。山形の蕎麦はおおかた黒っぽい田舎蕎麦だ。
しかし、腰はしっかりとしており噛みごたえがあるのが特徴だ。
注文したのは「冷たい鳥そば」。
実は山形には「一寸亭」という有名な蕎麦屋さんがあり、帰郷したとき(カミさんの古里)には必ず立ち寄る、素晴らしい味の店だ。特に夏場に冷たい汁蕎麦は絶品だ。
さて、ここのは「一寸亭」に負けないくらいのいい味のする「冷たい鳥そば」であった。
薄い鶏肉だが味がしっかりしている。おそらく放し飼いの鶏だと思う。
蕎麦自体もいい味。そして汁がホントに旨い。
「河北や」は居酒屋も兼ねているのでこの1カ所で充分落ち着ける場所でもある。値段もかなりリーズナブルだ。
神田界隈はオヤジの街として隠れた人気があり、私もそういう場所を好む年齢になったのかと自問しつつも、この日は食い物の思い出としては久しぶりにいい気分で帰路についた。
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中嶋 勇
posted by ボス at 11:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記